2月9日の読書 一階でも二階でもない夜 回送電車II


2月9日 曇りすぐ雨

 天気予報では今晩丑三つ頃から雨の予報だったので迷ったが傘を鞄に忍ばせて大正解

 省線に着くころには公共交通機関の窓には斜めの破線が付き始めていた

 今朝で『一階でも二階でもない夜 回送電車II』を読了

読んだのは単行本の方

 第四章に「町へ行くこと」というエッセイがあった 東京に住むようになってから堀江さんの中では「町へ行く」という言葉が完全に死語になってしまったと書かれていた

 字は違うが余も(は?)このブログの中でしばしば「街へ行く」という表現を使う 繁華街へ行くというような意味で使っているが余の中ではそれに足して場所に匿名性を持たせるようなつもりでもある

 はじめのころ「まち」という単語をどちらの漢字で表わそうかとちーとばかし悩んだ
「町」というと市町村のように行政区画の意味合いが強い 「町へ行く」と書くとどちらかといえばちいさな町からにぎやかな「となり町へ行く」とか村から「町に出掛ける」ように境界線を跨ぐ感覚がある
余の住んでいる場所と「街」は同じ行政域内にあるので少し違う 「街」という字は商店街とかそれこそ繁華街というように通りを中心とした賑わいの商業区域という感じがする 住処も住宅街というと聞こえが悪くなくもないがまあそんなところから繁華街に出掛けるという感じだ

 堀江さんの場合は区画を跨ぐことも重要だったから「町」を使われたのだ

 などと少しばかり身近に感じつつ勝手なことを思う

 今日のBGMはチェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングス』

読始 読終 入手 題名 著者
2016/1/27 2016/2/9 Li 一階でも二階でもない夜 回送電車II 堀江 敏幸
2015/9/11 つづく Li 鹿の王(下)P.44 上橋 菜穂子
2015/5/11 つづく Li LAヴァイス p.174 トマス・ピンチョン

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