2月21日 晴れ 昨日の雨が嘘のように晴れ
4:50 起床
そんなに早く起きなくてもいいのに早く起きたには訳がある 少しでも身体の調子を整えておきたかった
できればトイレもきちんと済ませてスタート会場で長蛇のトイレ待ちの列には加わりたくなかった
先ず珈琲を淹れておにぎり三個とサバスを食す 次にシェービングとシャワーをして身を清める
擦れるところにヴァセリンを塗って胸の両側に絆創膏を貼った 昨日のうちに用意しておいたランニングウェアを着て
最後の持ち物検査
今回の持ち物
【ウェア類】上から
ランニングキャップ NIKEの走り始めたころから使っているもの
サングラス オークリーのランス=アームストロング・モデル(彼の名誉が回復される日が来ますように)サングラスは度付きではないので1日用のコンタクトをする
ウォームシャツ 長袖の寒さ対策用 アンダーアーマー
Tシャツ マラソン大会の公式Tシャツ(ランニング用?)cw-x
ゼッケン 前日にTシャツに付けておいた これを忘れたら話にならない
手袋 親指から3本の指先を出せるもの cw-x
ブリーフ これもランニング専用のもの cw-x
タイツ CW-Xのスタイルフリー あまり締め付けないもの
ショートパンツ これもCW-X
靴下 立体縫製の使い慣れたもの 新品はよくない cw-x
シューズ アシックスの幅広の軽量タイプ 長距離にはこれがいい
今回はほとんどcw-xだ
【用具】
手荷物預け用の袋(大会支給品 これがないと荷物を預けられない)
着替え 下着 靴下など
スポーツタオル ほぼ不要だが用心のため
眼鏡 ラン後にコンタクトを外して着用するため 実は持って行っておいてよかった
着替え用の袋 濡れたランニングウェアを入れるため
ごみ袋ウィンドブレーカー スタートまでの防寒用 横80㎝縦90cmの透明ビニール袋 途中で捨てること前提
【マラソン中の持ち物】
ウエストポーチ 外にペットボトルを収納できるようになったもの
GARMINちゃん これは腕に着用 スタートライン基準のタイム計測 ペース確認 ログ管理トレース用
GARMINちゃん充電用USBケーブル 充電なしでもぎりぎり行けるがそこそこ古いので用心に
iPhone NIKE+で号砲基準のタイム計測ログ管理用
ライトニングケーブル 10cmもの amazonで購入 長くないのでポーチ収納には助かる 充電しないと持たない
モバイルバッテリー USB端子2ポート5200mAh GARMINちゃんとiPhoneでラン中に端子を替えるのは面倒かと
<<ジップロックSサイズ>> 細かいものを入れる
千円札 大会が用意するようにと 財布など貴重品は持って行かない
健康保険証 万が一のため
ブドウ糖 栄養補給用 4粒
ロキソニン錠 2粒
絆創膏
ポケットティッシュ 街でもらったもの
【その他】
交通機関のプリペイドカード ICカードは無くすと面倒なのと割引がないのでこれならなくしても気が楽だ
6:30 出場仲間と待ち合わせの駅の改札へ 予定の電車に乗って途中乗り継いで移動
ここで仲間と話しているときサプリ用のジェルを忘れたことに気が付く 仲間に予備で持っているという1本を恵んでもらった
7:15ごろ スタート会場に余裕で到着 荷物預けの締め切りまで1時間前 スタートまで1時間45分前
もう少しゆっくりでもよかったが何かあると怖いのでこんな日は早めについておいた方が安心だ
7:45に再度集合することにしていったん解散 着替えとトイレを済ませる
この会場はもう3回目なのでどの辺りのトイレが空いていそうか大体見当がつく 人の多い場所のトイレは大行列だが目当てのトイレはいくつも空きがあって余裕で入れた こういう場合のためにも早めに会場入りしていた方がよい
無事トイレを済ませ無料配布しているスポーツ飲料でとりあえず一錠ロキソニン錠を飲んだ
何度も確認して最終持ち物をポーチに巻いて手荷物を自分のトラックナンバーのトレーラーに預け再集合場所に向かう
今回の仲間はグループエントリーしてもらった4人 一人は初めての人 挨拶を交わしてメイン会場へ記念撮影に行く
大会スタッフにスマホで写真を撮ってもらいひと盛り上がりしてそれぞれのスタート地点へ
今回余は一番後ろからのスタートになった
スタートブロックの横に丁度仮設トイレがあったので念のために行っておいた これがよかった
会場上空は青空がどんどん広がって雲も消えていき時折風が吹いて肌寒さを感じるが昨年と比べれば全く暖かい
会場のアナウンスでは摂氏11度を伝えていた 余にはほんの少しだけ寒いがなかなかのコンディションと言えよう
今回のマラソンでは二つの目標を決めていた
その一 前回惜しくも成しえなかった5時間切りを目指す
その二 給水や己の都合に依らない場合を除いて歩かない 立ち止まらない
このうち「その二」はどうしても達成したかった 村上さんも「一度も歩いたり止まったりしなかったことが誇りだ」というようなことをおっしゃっていたので自分もこれだけは挑戦したかった
「その二」が達成出来たらおのずと「その一」も達成できるだろうと考えていた あとはトイレに寄らずに済むかどうかがポイントだった
あと一つ大きな危惧があった 左足の甲の痛みだ このために今日までの2週間弱の間一度も走れなかった
「痛みは避けられない、でも苦しみは自分次第だ」
“Pain is inevitable. Suffering is optional.”
痛みが来たら無理せず諦めよう それだけは目標の前に置いた
ロキソニンの世話にはなっているが痛みが起きないことを祈りながらスタート時刻を待った
8:50 車いす競技がスタートしGARMINちゃんのヴァーチャルパートナーを6:30/kmのペースに設定 iPhoneも準備
9:00 スタートの号砲が鳴った 拡声器で会場中に知らせているのだが聞き取りにくく危うくNIKE+のスタートを押すタイミングの逃すところだった
9:12 12分39秒遅れでスタートラインを跨いだ ここでGARMINちゃんもスタート
1km地点まではのろのろとひしめき合うランナーの中で予定したペースが作れない
その後はようやく自分のペースで走れるようになって5km付近で初めての給水ポイント
はじめてなだけに人でごった返すがここで給水しておかないとあとあと響くと思い給水を受ける
ここから大きな折り返しまでは大小の上り坂が待っている あまり下りはない
15km付近で友人の声援を受ける
18kmでバナナの給食をもらい食べたところいきなり足が軽くなった バナナおそるべし
その後順調にペースを守りながら21kmまで走る
20kmを過ぎたところであんパンをいただく これが楽しみだった
そのあと24km手前で地元のベーカリーがクリームパンを配ってくれていたので頬張った
それを向かい側の沿道で応援してくれていた友人たちにばっちり見つかってしまった
食べてばっかりだ
ここで前々回のトイレポイントを過ぎた まだ大丈夫だ
そのあと恵んでもらったジェルを少しづつ吸収し2錠目のロキソニンを服用