5月10日の読書 郊外へ


5月10日 小糠雨 中途半端

 今まで読んだ中でフランス文学と認識してはっきり覚えているものはアルベール・カミュの『異邦人』 ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』それからモーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズとその三代目とかいうコソ泥の話
 
 読書に目覚めた2011年からこちらではパトリック・モディアノの『八月の日曜日』 サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』 それから現在進行中のマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』 これくらいしか覚えがない

 あとフランス文学繋がりで余に関係してるのは堀江敏幸さんだろう

 堀江さんを知るきっかけになったのは図書館の書架でたまたまジャケ借りした『いつか王子駅で』との出会いだったことはこのブログにも書いていると思う

 だから余の場合フランス文学に堀江さんがつながっているのではなくて堀江さんにフランスがぶら下がってくっついてきたという方が正しい

 余は元々フランスにはあまり興味がなかったしフランス語も勉強しなかった(こう言えばカッコいいがもちろん英語もおぼつかないのは言うまでもない さらに言えば母国語さえ目も当てられない始末だ)

 まあ直接のつながりがあるとすれば旅行でマルセイユ ニース パリ ベルサイユに行ったくらいだ

 ところが堀江さんとの出会いと長編に挑戦するなら『大菩薩峠』でもよかったものを何を血迷ったか『失われた時を求めて』を読破したいと思い立ち実行に移すようになってから我知らぬ内にフランスというものに興味を持つようになってきたようだ

 と前置きはこんな感じ

 プルーストも堀江さんもやたらパリ市内とその周辺の地名が出てくる プルーストは本の付録にパリ市街とその周辺など必要な地図が付いているのでそれを参照すればなんとかなる

 だが今回読んでいる『郊外へ』は文字通りパリとその郊外についてのエッセイだから地名が溢れ返っているのは当たり前なのだが地図も何にも付いてないし鉄道とバスの路線名がてんこ盛りで土地勘があれば倍楽しめるのだろうが余が知っているパリと言えばシテ島の周辺 ルーブル オルセー オランジェリー ノートルダムを中心とした一角と凱旋門 シャンゼリゼ コンコルド広場 オペラ座 ポンピドーセンターの位置関係程度 あっエッフェル塔を忘れていた

 堀江さんの良き読者を自負する余と言い訳した上で堀江さん個人には何の恨みもないが何とも不親切なご本だ

 これではせっかくの楽しみが1/4減してしまうというもんだ

 それじゃあ手っ取り早いところでiPhoneのお世話にでもなるかとGoogle Mapを開いてみたが鼻から土地勘がないもんだから畢竟ある程度俯瞰できる地図でないと話にならない

 こいつは通勤読書で持つには旅行者が使うようなポケット地図が要るなぁ フランスならやっぱりミシュランの地図がいいかなぁなどと思い読み進めると何ということでしょうちょうど堀江さんが使っていたポケットマップの記述が出てきた

 堀江さんもやっぱりミシュランの携帯用パリ市街図をよく利用していたのだ でも堀江さんは仏蘭西語版なんでしょうね

 そうとなれば余もポチるしかないというわけで早速選んだのが『Michelin Paris Poche Map 50』

 427JPYでしかも送料がかからないときている絶対使いやすいに決まっている

 JALのガイドブックもあったが全くアウトオブ眼中 比べる気にもならない

 ところが困ったことが一つある 納期が1.5-2.5ヶ月掛かるのだ

 多分船便でエッチラオッチラ西海岸くんだりからやってくるに違いない

 堀江さんには申し訳ないがプルーストには間に合うだろう

 だから今日も『郊外へ』

読始 読終 入手 題名 著者
2016/5/9 つづく Li 郊外へ 堀江 敏幸
2016/4/28 つづく Bo 結婚式のメンバー カーソン・マッカラーズ
2015/*/** つづく iB 抗夫 夏目 漱石
2015/9/11 つづく Li 鹿の王(下)P.44 上橋 菜穂子
2015/5/11 つづく Li LAヴァイス p.174 トマス・ピンチョン

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