7月18日の日記 前篇


7月18日月曜日 晴れ 今日は海の日で休み

 朝7時起床

 8時から朝ラン 6.4km NIKE+ runningのコーチの指示に従って始めの4.8kmをゆっくりペースであとの1.6kmをやや速いペースでラン

 イヤー疲れた 汗だくになって帰宅シャワーを浴びてワサビ抜きのソーメンをしっかり戴き洗い物を片付けてテレビを眺めながらうだうだ過ごす

 今年は学校の同窓会があってクラスの幹事に当たっており今は出欠の確認が追い込みを迎えている

 クラス40人強の案内の往復はがきを送って一旦締め切りを過ぎたのでまだ返事がないクラスメイトのフォローをしないといけない

 また住所不明で帰って来た葉書の処理もある

 今日の時点で未返信が1/3、不明で返送されてきたのが1/8人 参加が1/4人 残りが不参加だ

 実は今日は忙しい日なのだ

 今日しないといけないことは

 1.6.4km走ってシャワーを浴びワサビ抜きソーメンを食べる これは完了した

 2.未返信の15人に督促状の文面を作って印刷し、発送する

 3.15人の住所データは紙の一覧表しかないのでcsvファイルか何かにしてPCで印刷できるようにする

 4.不明者のうち1名の連絡先が分かったので案内の往復はがきを作って出す

 5.そのために督促状用の民間会社の官製はがきを15枚買う

 6.そのうち5枚は返送されて返信分が未使用の葉書を交換してもらう

 7.はがき印刷しないといけないがプリンターのインクが切れたのでインクカートリッジを買う

 8.400頁まで読んで14日に返却して再予約した『LAヴァイス』を図書館に借りに行く

 9.『象工場のハッピーエンド』が書店に置いてあれば買う

 10.一度行ってみたかった深煎りが美味しいという珈琲専門店に行って珈琲を飲む

 これだけの使命を果たさないといけないのに午前中は体を休め怠惰な時間を満喫した

 さて昼から出かけた これだけのミッションを効率的にこなすには機動力が大切だ

 だからこのくそ暑いのにもかかわらず自転車で出かけた しかしこれが後の余の価値観を大きく転換させることになるとはわからなかった

 まず始めに近所の人気書店に行って『象工場』を探したが無かったので失意に没することなく街の大型書店に行く決意をする

 書店の近くに珈琲専門店があるので『象工場』がなかった時のバックアッププランのために図書館に寄って『LAヴァイス』を借りた

 そこからいつもの川の遊歩道を出来るだけ汗をかかないようにゆっくり自転車を扱ぐ

 街の大通りの歩道に設置された無人駐輪機に自転車を止めて大型書店に向かった

 おっと書店に向かう途中財布が寂しいことに気が付き信号を渡って向かい側のATMで現金を下ろした

 財布が暖まったところで大型書店のあるショッピングビルに入って涼む

 流石大書店だ『象工場』が置いてあったので購入

 しまった書店のポイントカードを持ってくるのを忘れた 何たる不覚 なんてこった

 無いものは仕方がない 本を買って珈琲店を目指す

 目指すゴールはたいそう厄介な路地裏にあり路地というよりその路はほとんど隙間に近かった だからと言ってお相撲さんの腹がつっかえて通れないというほど大層なものでもない うっかりしていれば見逃して仕舞う程度の路だ

 目印の看板はすぐに見つかり看板下の狭くて急な外階段を2階に上がって扉を引いて開け中に入った

 半分少しくらい先客がいただろうか 幸い外壁伝いの長いカウンターがいくらか空いていたので男性一人客と一番奥の女性一人客の間の空いた3脚の内男性寄りの椅子を占領することにした ひとつづつ空けて座ってアヴェックでもやって来たら席を移るよう言われるのも面倒だ
 やや古びた感じだが無垢の木で出来ているらしいしっかりした床に椅子もカリモクっぽい使い込んだというか古道具な木の椅子だから椅子を引きずるとグググッっと店中に響かんばかりの音を立てそうなので背もたれを掴んで浮かせて引いてしづかに座る

 品書きを見て深煎りの珈琲のうち一つを選んだところに給仕がやって来て水を置いた

 選んだ珈琲を注文しておもむろに『LAヴァイス』をショルダーバッグから取り出してどこまで読んだか覚えておいた402頁から読書を再開した

 店内にはやや小さ目な音楽が8時半程の大きさで掛かっていた 隣の男性と奥の女性は静かに本を読んでいたが男性客の向こうにいる女性二人連れが9時半程度の音量で何やら話しており 後ろのテーブル席では団塊の世代のような年の声で男二人が10時前の音量でやってくれている

 男二人は右だ左だ左だ左だと左の方角の真っ赤っ赤の信号の話ばかりしている 団塊の世代だから方角の話しかすることがないんだろう

 やや耳障りだと思っていたところに新客が来店してきた 席の空きを見つけて奥に行こうとする客は給仕に「ご案内しますから少々お待ちください」と窘(たしな)められていた その客はアヴェックで案の定余の隣に案内されてやって来た

 グググー ギギギーと椅子の足を引きずる音と共に彼らは着席した

 鞄をカウンターに無造作に置いた男は開口一番

「あ、バッグ汚れてるー!」

「えー ほんとにー!」と女

「何とかで汚れたのかな まあいいや、いい店だろう」

「うん、いい感じ」とグルービーな会話が続いたかと思うとややあって

「わたし、現金持ってない」

「マジで     出ようか」

「うん」

 そして男は半分だけ女は丸で脱ぎ散らかしたように椅子をホッタラケに出て行った よかった 本当に良かった 二人に祝福がありますように

 相変わらず女性sと男二人は同じ話をしている

 溜まりかねたのか「私の我慢も忍耐の限界を超えた」と相次いで隣の男性と奥の女性は出て行った

 そこへ珈琲が運ばれてきた ミルクと砂糖を断ると給仕はティースプーンも下げて行ってくれた 助かった あれがあると読書をしながらの喫茶に邪魔なんだ

 ややあって別の女性客が奥にまた別の女性客が前居た男性と同じ余の隣の席に座った

 そして別のアヴェックが前のアヴェックと同じように余の隣に座ったが男は椅子の背を浮かせて静かに座った

 偉い男だと思った キチンと躾の出来た店の空気が読めるいい育ち方をしたもんだと思った

 もし彼らにも現金が無かったのならATMで下ろしたての暖かい財布から出してやってもいいとさえ思った

 でも残念ながらその心配は無用の様子だった

 <つづく>

 だから今日も『LAヴァイス』

読始 読終 入手 題名 著者
2016/5/14 つづく Sh カンナ 天草の神兵 高田 崇史
2015/5/11 つづく Li LAヴァイス トマス・ピンチョン

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