9月27日の読書 心臓を貫かれて 猫楠


9月27日 晴れ 湿度が高くて嫌んなる

 先週木曜日辺りからのどの具合がおかしくなり金曜日午後早退 月曜日休みとなってしまった

 きっと走り込みが足りないせいで体力が低下しているのだろう

 シルバーウィークのほとんどを走らずに終わってしまったのは情けないこった

 さて 今日から心機一転 Googleの創立記念日ということもあるので頑張ろう

 友人からもらった水木しげるの『猫楠』をナイトキャップに読みだした

 

 余が最も尊敬する人物のひとり南方熊楠先生の伝記漫画である

 ちなみにこのグループにはあと夏目漱石先生とオバケのQ太郎がいらっしゃる

 この三名は余の中で常にデッドヒートなさっている

 中でも南方熊楠は少年期に読んだ『大学やめてもへっちゃら』という少年少女向けの伝記によってその後の余の人格形成にごっつい影響を及ぼした

 この伝記を読んでいなければ余の世の中に対する見方は随分変わっていたことだろう

 『猫楠』は『へっちゃら』に比べると随分下世話な方にバイアスがかかっており(『へっちゃら』も相当なもんだったように記憶しているが)こちらの方を先に読まなくてよかったと思うほど描写が生々しい

 だが実際のところ熊楠をより正確に描写しているのは『猫楠』の方なのかもしれない

 『へっちゃら』は残念ながら今では新刊を手に入れることはできないが図書館などでは借りて読むことができるのでまた再読したい

 『猫楠』では『じゃリン子チエ』に出てくる小鉄にも似た拾われ猫が進行役となって熊楠と熊楠を取り巻き翻弄され影響を受ける人々が描かれる この辺りは夏目先生の『猫』に似ている

 終始品がない中にも類希な頭脳と行動力を発揮し明治から昭和を駆け抜けた大学者南方熊楠を水木しげるが鬼太郎的な要素も織り交ぜながらその片りんをえげつなく描き出している傑作だ
 
 これから二三日ナイトキャップが楽しみだ

 通勤読書は『心臓を貫かれて』

読始 読終 入手 題名 著者
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる
2016/9/6 つづく Pr 心臓を貫かれて マイケル・ギルモア
2016/8/30 2016/9/5 By コンビニ人間 村田 沙耶香

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