2月7日の日記 第三種接近遭遇


2月7日火曜日 雪のち曇り 路には積もらなかったが大雪だ

 土曜日のことをちょっと

 昼過ぎからランニングに出掛けた いつものように川沿いの遊歩道

 なんちゃってストレッチを準備運動におこなう この日のスケジュールは2km歩いて10km走り残りのゴールまでを歩く

 200mほど歩いたところで向かい側から幼稚園の年長組さんくらいの男の子がジグザグ歩きでやって来た

 一人で歩いているのかと思ったら五間ほど後ろに母親らしい女性も付いていた

 二人横並びで塞がってしまうような幅の狭い遊歩道なので左側に寄った

 すれ違い座間に突然男の子が頭突きで余の右腰骨辺りに差し詰め人間魚雷回天さながらの攻撃を仕掛けてきた

 更に彼は「ガーン!」と些かはにかむような声でもって余を威嚇した

 幸い余はランニングスーツで完璧な防御態勢だったのでノーダメージだ

 しかも威嚇は余にほんの少しのショックしか与えないほどにへなちょこだった

 その後の彼は下を向いたまま肩を左右に揺らせ両手を遠心力と万有引力のされるがまま慣性の法則に身を任せ完全に戦意喪失状態だ

 あとからついてきたおかあさんも「あなたー、何してるのー、済みませーん」とほぼ無条件降伏だ

 余は彼の勇気と負けるとわかっていても戦わなければならない男に敬意を表して「元気でいいですねー」と塩を送っておいた

 思わぬ第三種接近遭遇だった