8月26日の読書 失われた時を求めて(4) 花咲く乙女たちのかげにII


2017年8月26日土曜日 今朝は涼しかった

 未明に目が覚めた 4時半頃だったか 少しづつ夜明けが遅くなってきたからだろうまだ外は暗いもののさてそろそろお天道様をジャッキアップさせないとななどと創造主のぼんやり頭が青ぢんでくるころだ 昨晩のビールの量を後悔しながらぢわぢわ膨張する面倒な用を済ませてもうひと眠りしようと寝床に就いた やにわに外から雨粒の屋根と窓の格子をバラリバラリと打つ音がする
 寝る前シャワーを浴びたあと浴室の窓を湿気取りの換気に少し開けておいたのをはっと思い出し忌々しい雨のお蔭で再び起き上がって閉めに行かないといけなくなった

 今日は雨かとやれやれな気分にツキのない自分を呪うほどの大層な気にもなれないまま三度床に就いた

 ツキがないというは今日は何年かぶりの休日出勤だからだ 奉公先の通信網を高速化する工事に立ち会うため出ないといけなくなったのだが雨の日ぢやなくったっていい

 面倒くさい面倒くさいとマントラを五回も唱えないうちに瞑想の世界に戻ってしまったようで六時二十分に予約した目覚ましで起こされた

 ままよと意を決して床を跳ね台所に向かいハリオのV60ドリップケトルでTEEMAの0.4Lマグカップに半分ほど水を量って湯を沸かし湯が沸く間にコーヒー豆を挽いてペーパーフィルターを用意した

 このケトルは便利で『神田川』の石鹸箱のように蓋がカタカタ鳴り出して湯になったことを知らせてくれる 注ぎ口に笛をつけるなんて霧笛のような小細工をしなくったって図らずとも(図ってるのかも知らんけど)お知らせ機能が搭載されていたってぇのは素晴らしい

 一人分の豆を挽いてセットし終えたいい感じの頃間でトヨタかんばん方式さながらジャストインタイムでカタカタ言い出すから時間の無駄がない 時間短縮の裏技 同時進行のテクニックだ

 豆を蒸らすために先ずは粉全体を湿らせるに十分な程度の少量の湯を注いで30秒じっと我慢の子だ この儀礼をすっ飛ばしてしまうと折角の朝の香りがすっ飛んでしまう

 そこまで厳密にすることはないが余はいつもキッチンタイマーで蒸らしに30秒計る 30秒ってのは結構難しい 1分も1時間もそりゃあ難しいが短ければコーヒーエキスが抽出できないし長きゃぁ長いで朝の貴重な時間が無駄になる ほんとはどうでもいいんだけど

 タイマーの合図で残りの湯を注ぐ ペーパーフィルターの真ん中辺りを狙って500円玉くらいの大きさの円を描くように細く細く細~く湯を注いでいく 円錐フィルターの先っちょからマグに珈琲が落ちていく

 本当はフィルターの湯が10㏄ほどのところでマグからフィルターを外すのがいいのだが余はそのまま放ってシャワーに向かう 最後の方は渋みが強いのでコーヒーが美味しくなくなるのだそうだ まあこれは時間配分との天秤だ

 朝が忙しいあなたも挽きたて淹れたてのコーヒーがほんの5分で出来上がる 薫り高いコーヒーの為に5分早起きする努力はそれだけをもって余りある十分な価値があると思いますけどね

 シャワーから戻って虎の子のコーヒーを戴きながらNHKのテレビニュースを見てデータ放送で今日の天気を確認する 今朝の最低気温は摂氏23度ほどだった 未明に降った雨のお蔭で涼しいのかどうだか知らないが家を出ると気持ちのいい朝で兎にも角にもありがたいことでございます 未明にズンドコ気分にされた雨も上がって地面も乾きだしていた

 省線驛に早く着いたら立ち食いうどんでもと思っていたがそこまでの時間の余裕無くほどなくしてホームにやって来た電車に乗った 土曜日の朝の恩恵を受け4人掛けの対面シートに一人陣取った
  うどんの口になってしまったのでベーカリーでパンを買う気にもなれずに吉野家へ入店し牛丼を注文 朝はしらす定食が大人気でほとんどのおっさん達はそちらを注文していた 余もおっさんながらうどん口を癒すにはしらすでは物足りず牛丼と相成った訳だがたまに食べると美味しい しょっちゅうは勘弁してほしいってところもカップヌードルとかペヤング焼きそばに通じるものある

 そんなこんなで無事休日の奉公先に到着いたしましたとさ

 今日の読書も『失われた時を求めて(4) 花咲く乙女たちのかげにII』 やっと四百三十頁越え

読始 読終 入手 題名 著者
2017/7/5 つづく By 失われた時を求めて(4) 花咲く乙女たちのかげにII マルセル・プルースト
2017/3/24 つづく iB The Big Sleep Raymond Thornton Chandler
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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