3月24日の読書 The Big Sleep


3月24日金曜日 晴れ 晴れ為るも風強し

 『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』を早々に読了

 これを読んだら成り行きでまあこうなるって感じで過去何度も挑戦しては挫折を繰り返してきた英語の小説を読んでみようと思い立つ

 ドリトル先生もやんなっちゃった経験から英語の読書についてはモチベーションが上がらないのだが『全仕事』のお蔭で再び英読欲が湧いてきたこの波に乗ってのチャレンジだ

 何を読むか これが大事なところだ 読みたい本を読む 日本語だと修行で『ユリシーズ』を読むこともできるが英語でそんなことをやってしまった日には一行目から蕁麻疹に襲われること必定

 まあ『全仕事』の流れでやっぱりライ麦畑かギャツビーってことになるんだろうが実はこの二作はあんまりぴんと来なかった

 じゃあまだ未読のマーロウでってことで長編第一作の”The Big Sleep”なんかどうだろうとiBooksで検索してみた

 幸いサンプルがあったのでiPhoneちゃんに落として読んでみた

 おっ なんか読める 単語は簡単なものも知らないが文章は難しくなさそうだ

 まあ始めのの一頁はたいてい何とか気合でいけるようなもんだと読み進めていったがそこそこいける気がする こんな英語を授業の教材にしてくれたらもっともっと好きになったかもしれないのにと一瞬思った

 買っても50JPYなので痛手は少ないということであっさり購入

 昨晩少し読んで今朝は鞄に電子辞書を放り込んで今日から通勤読書は英読

 電子辞書はXD-S8000GN 2001年11月発売の古いやつだ でも英英辞典はロングマン現代アメリカ英語辞典が入っているので十分以上に役に立つ

 カズオ・イシグロさんを読むなら紙のコウビルドを調べればよい あくまで読むならの話しだが

 さあどこまで読めるか楽しみだ

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/24 つづく iB The Big Sleep Raymond Thornton Chandler
2017/3/21 2017/3/23 By 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月21日の読書 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事


3月21日火曜日 雨 連休中いい天気だったので許す ほとんど外出してなかったのはもったいないことだ

 いよいよ春が本当にやって来る 一時はもしかしたら次の春は一回抜かしで来ないんじゃないかとハラハラするくらい冬が長くて寒かったのでほっと一息というところだ

 『騎士団長殺し』が発売されたと思ったら矢継ぎ早に『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』が出た

 むらさんの訳本はまだ10冊程度しか読んでいなくてそろそろ本格的にやっつけないといけないと思っていたところにこうした本を提供してもらえるのは願ったりかなったりだ

 柴田元幸さんとの対談も読ませてもらえる 『翻訳夜話』再びっていう感じ

 『Grammar In Use』からやり直すか(Glamourではない)

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/21 つづく By 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事 村上春樹
2017/3/14 2017/3/16く Li 天才 石原慎太郎
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月14日の読書 天才


3月14日火曜日 曇り めちゃめちゃ寒いという訳ではない

 昨晩『騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編』を読了 第3部があると嬉しいが無ければ残念だがそれでもいい

 むらさんの小説は余の感覚では『プロローグ文学』という感じがする 長編になればなるほどその傾向が強い

 とにかくひたすらプロローグが続く 原稿用紙二千枚の作品なら千八百枚くらいまで滑走路が続いて残りの二百枚で本編が離陸する そして往々にして離陸直後に雲散霧消してしまう

 滑走の途中で給油とピットインが必要なくらいの飛行機に乗っているようだ 下手をすれば滑走の間に目的地に着いちゃってるほどの距離を行く まあ滑走というよりホバークラフトのようにふわっと浮いて地上すれすれを滑ってるっていう方が近いのかもしれない

 夢を見ている時の感じか よくわからないが夢を見ているからプロローグがふんわり緩やかに心地よい 実際座ったことはないがチェスターフィールド・チェアに座らされてるような見た目

 覚醒の手前でギュギュギュっと物語が凝縮されてはっと目が覚める いやぼんやり目が覚める感じをむらさんの長編小説を読むといつも感じる

 このプロローグ感が好きだ

 村上さんは総合小説を書きたいとおっしゃっていて今もそのお考えは変わらずお持ちなんだろう

 マラソンは35kmからが本当のスタートだというのと同じで今までの数多くの長編短編随筆を含めて目標の総合小説へ向かって助走されているんだと思う

 もちろんそれぞれの作品一つ一つがマラソン大会の結果であることには違いなくて作品ごとに全力で書き上げておられるのは言うまでもないのだが

 『騎士団長殺し第1部 第2部』が総合小説の序章であっても全然おかしくないと思う 勿論違う作品がそれになってもいい

 今回も面白かった

 さて今日からは石原慎太郎さんの『天才』 昨年6月に予約したのがやっと巡って来たので昨日の帰りに図書館に借りに行ってきた

 今は豊洲問題で肩身が狭いのだろうががそれはそれとして

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/14 つづく Li 天才 石原慎太郎
2017/3/6 2017/3/13 By 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月7日の読書 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編


3月7日火曜日 曇り いわゆる人呼んで寒の戻り

 現代日本語では「ある」に未然形はないが現代関西弁には「ある」未然形がある

 「あらへん」

 余は基本通勤時間を利用して本を読む 家ではあまり読まないしカフェやバーなんかでもほとんど読むことはあらへん

 一度はスターバックスのようところで何をいちびってか『荒涼館』でも開けてみたいのだがそれだけに文庫本全4巻を買う勇気はいまのところあらへん

 さて最近アルコール摂取量が増えてきたので春のランニングシーズンを控えて摂取制限をしなくてはいかんというので昨夜は500mlの発泡酒を2本で抑えて録画したテレビ番組は7時のニュースだけにして21時過ぎには寝床に就き布団に腹ばいになって『騎士団長殺し』を読んでるうちに就寝時間を2時間も超過してしまった

 さぞたんと読めたことだろうと思われるかしらんが情けないかないろんな雑念が邪魔をしてそうそう大して読めなんだ

 やはり読書には無理やり殻に閉じこもらざるを得ない公共交通機関内のような状況を比較的簡単に作り出すことができる環境が手っ取り早くていいのかもしれない

 今日も『第2部 遷ろうメタファー編』

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/6 つづく By 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹
2017/2/26 2017/3/6 By 騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月6日の読書 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編


3月6日月曜日 曇り 少し暖かくなってきた やれやれって感じだ

 ようやく『第1部 顕れるイデア編』を読了

 日曜日は危うくむらさんのサイン本を求めて神楽坂まで行くところだった

 結局行かなかったがよくよく考えてみるとサイン本っていうのは直接手渡しで己のためにサインをもらってこそ値打ちがある

 そんな簡単なことも解らずついうろたえてしまった

 またいつかきっと機会があるだろう

 今日から『第2部 遷ろうメタファー編』

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/6 つづく By 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹
2017/2/26 2017/3/6 By 騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月3日の読書 騎士団長殺し


3月3日金曜日 曇りのち晴れ 雛祭りといえば黒澤明の『夢』を思い出す

 昨日今日と朝は散々だ

 昨日の話からする

 前の夜に寝たのが12時過ぎ そしていつものように4時半ごろにトイレの用事で目が覚めた

 用を足してあと一時間半は寝られると布団に入りなおして目を閉じた

 次に目が覚めるといつもより遮光カーテンから漏れる外の明かりが明るい だんだん夜明けが早くなってるからなぁなどとのんきなことを考える

 でも寝覚めも嫌にすっきりしている 何だかいつもと様子が違う

 ヤバいっ

 iPhoneちゃんで時刻を確かめた 7:20 ひょえーー 1時間20分も寝過ごした!

 どーしよう 諦めるか いや やるだけやってみよう

 普段のシークエンスの内コーヒー、新聞、髭剃りを飛ばしてシャワーと歯磨きだけして飛び出した

 普段の公共交通機関では間に合わない 数か月ぶりに自転車を引っ張り出して電車の驛まで疾走した

 驛前の信号で思いっきり引っかかってしまい2分ロスする 痛恨の一撃だった

 そのせいで1本電車に乗り遅れた ホームに着いてジョルダンの乗換案内で時刻を確認したところなんとかいつもの一本後の電車に間に合うことがわかり一安心

 一時間二十分も寝坊して一本後の電車に間に合うって毎日どんだけ余裕の朝を過ごしているんだろうと振り返った

 そんなに余裕のある過ごし方をしているつもりは全くないんだがなぁ

 今日も『騎士団長殺し』

読始 読終 入手 題名 著者
2017/2/26 つづく By 騎士団長殺し 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月1日の読書 騎士団長殺し


3月1日水曜日 晴れ 今日から弥生

 月初めには神社参りをしようと決めて今日で三度目の参拝に行ってきた

 今日は表の鳥居を潜らずに裏参道からのアプローチだ 裏を通る方が5米程近道でその分だけ靴底に優しくて有難い

 月に一度5米の節約で1年に6米だから10年通ったとしたら60米も節約できる

 バカバカしい この話はやめよう

 マラソン大会に出る直前にいつも読む『走ることについて語るときに僕の語ること』の中にむらさんが走る時によく聴いているアルバムが二枚ほど紹介されている
 これは直前に読まずにせめて三か月前くらいから読めばいいのにといつも後悔する本だ

 さてそのむらさんが聴いているアルバムだが一枚はエリック・クラプトンの『レプタイル』でもう一枚はローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』だ

 クラプトンはデレク・アンド・ドミノスのご存じ『レイラ』とこれまたご存じ『アンプラグド』しか持っていなくてヤードバーズなどちらっとフィルムを観た程度でほとんど聴いたこともない でもクロスロード・ギター・フェスティバルのフィルムは何度か観ている そんな感じだ

 ローリング・ストーンズのほうは思いつく曲といえば『サティスファクション』しか出てこないしつい最近になってやっと『スティッキー・フィンガーズ』を聴いた程度

 そんな風に考えるとジェフ・ベックもジミヘン他にはボブ・ディラン パティ・スミスあとなんだっけか忘れちゃったなどなど挙げればきりがない

 いったい今まで何を聴いてたんだって感じだ

 まあそんなわけでロックもジャズも狭い範囲でしか聴いていなかった反省に立ってむらさんの本で紹介されて気になったアルバムを少しづつ聴くようになって先週買ったのがこの二枚だ

 今朝は『ベガーズ・バンケット』をリピート再生に設定して聴きながら『騎士団長殺し』を読んでいた

 その流れで神社へ向かったもんだからイヤホンを装着したまま参拝してしまい気が付いたのは鳥居を潜って最後の一礼をした後だった

 えらく失礼なことをしてしまったもんだ

 明日謝りに行こう

読始 読終 入手 題名 著者
2017/2/26 つづく By 騎士団長殺し 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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2月27日の読書 騎士団長殺し


2月27日月曜日 晴れ そろそろ春の兆しか

 2月24日に発売になった『騎士団長殺し』 プレミアムフライデーのお蔭で2時間程度読書時間が増えたと喜びの渦中にある諸兄もいらっしゃるかもしれないが余は増えなかった

 週末にじっくり読み始めようと目論むもあえなく撃沈 結局読みだしたのは昨晩の就寝前に20頁ほど

 Pokémon Goに振り回されたこの七箇月にカンマを打って今日から本格的に通勤読書を再開しよう

 ピリオドで無いところが情けない

読始 読終 入手 題名 著者
2017/2/26 つづく By 騎士団長殺し 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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2月24日の日記 プレミアムフライデーと騎士団長殺し


2月24日 金曜日 曇り

 今日から月末のプレミアムフライデーが始まったが勤め人の皆さんはいかがだろうか

 余も勤め人だが奉公先はそんな噂すらもなく平常通りの勤務時間

 さて今日はむらさんの『騎士団長殺し』の発売日 書店によっちゃあ午前零時零分一秒から発売イベントを開催しちゃって早速入手して用意周到に有給休暇を取得して珈琲片手に早速第一部を読んじゃった人もいるかもしれない

 余はまだ手にしていないが今晩には表紙を拝める段取りが付けてある

 プレミアムフライデーのお蔭で読書時間が二時間増えたなんて大はしゃぎの村上主義者もいらっしゃることだろう

 この週末はじっくり読もう

 そんな訳で頭慣らしに今朝の読書は『走ることについて語るときに僕の語ること』


2月16日の読書 心臓を貫かれて


2月16日木曜日 晴れ 朝方は相変わらず刺すような寒さだが日中は3月の陽気になるという

 ようやく『心臓を貫かれて』を読了した

 普通に通勤読書をしていたら(れば)三週間ほどあれば十分読み切れてしまうのだろうが今回はPokémon Goの破滅的な影響によって五箇月のロングランとなった

 中盤辺りで穴が空いた影響のせいか前後半では食いつき具合が大きく変化した

 前半ではその壮絶な話の成り行きにショックを受け顔をゆがめながら読み進めなければならなかったのでこれが延々と続くのかと読破できる自信を無くしてしまいそうだった

 そのうち不幸にもPokémon Goが忙しくて通勤読書がおろそかになってしまい仕舞には二箇月ほど本さえ持たずに奉公に出るなんてことになった

 恐らくこの二箇月が幸いしたのだろうそろそろPokémonの図鑑コンプリートにめどが立ち始めた先週あたりから通勤読書をぼちぼち再開し始めたところ前半の苦しさがすっかり息をひそめて逆にぐいぐい引っ張られるようになっていった

 あるいは壮絶慣れしたのかもしれないしそのどちらもだろう 後半はすんなりと読めていった

 本文を読み終えて村上さんのあとがきを読んだ

 村上さんの解説や感想のうちのいくつかが自分も感じたことだった

 本文を読んでいるときになんとなくぼやっと感じていたけども読み流していたようなことが村上さんのあとがきで文字になって教えられるとなるほどそうかあの感じって大事なことなんだと思って少々嬉しくなる

 子供が小さな発見をして親によくやったと褒められることでそれって凄いことなんだと気付くような感覚だろうか

 そして徐々にそういう感覚が磨かれると読書がもっと深まっていくんだろう

 だからあとがきとか書評や批評は前もって読まない方がいい

 刷り込みの無い素直な読書を心掛けたい 

読始 読終 入手 題名 著者
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる
2016/9/6 2017/2/16 Pr 心臓を貫かれて マイケル・ギルモア

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