3月7日の読書 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編


3月7日火曜日 曇り いわゆる人呼んで寒の戻り

 現代日本語では「ある」に未然形はないが現代関西弁には「ある」未然形がある

 「あらへん」

 余は基本通勤時間を利用して本を読む 家ではあまり読まないしカフェやバーなんかでもほとんど読むことはあらへん

 一度はスターバックスのようところで何をいちびってか『荒涼館』でも開けてみたいのだがそれだけに文庫本全4巻を買う勇気はいまのところあらへん

 さて最近アルコール摂取量が増えてきたので春のランニングシーズンを控えて摂取制限をしなくてはいかんというので昨夜は500mlの発泡酒を2本で抑えて録画したテレビ番組は7時のニュースだけにして21時過ぎには寝床に就き布団に腹ばいになって『騎士団長殺し』を読んでるうちに就寝時間を2時間も超過してしまった

 さぞたんと読めたことだろうと思われるかしらんが情けないかないろんな雑念が邪魔をしてそうそう大して読めなんだ

 やはり読書には無理やり殻に閉じこもらざるを得ない公共交通機関内のような状況を比較的簡単に作り出すことができる環境が手っ取り早くていいのかもしれない

 今日も『第2部 遷ろうメタファー編』

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/6 つづく By 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹
2017/2/26 2017/3/6 By 騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月6日の読書 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編


3月6日月曜日 曇り 少し暖かくなってきた やれやれって感じだ

 ようやく『第1部 顕れるイデア編』を読了

 日曜日は危うくむらさんのサイン本を求めて神楽坂まで行くところだった

 結局行かなかったがよくよく考えてみるとサイン本っていうのは直接手渡しで己のためにサインをもらってこそ値打ちがある

 そんな簡単なことも解らずついうろたえてしまった

 またいつかきっと機会があるだろう

 今日から『第2部 遷ろうメタファー編』

読始 読終 入手 題名 著者
2017/3/6 つづく By 騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹
2017/2/26 2017/3/6 By 騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 村上春樹
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる

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3月3日の読書 騎士団長殺し


3月3日金曜日 曇りのち晴れ 雛祭りといえば黒澤明の『夢』を思い出す

 昨日今日と朝は散々だ

 昨日の話からする

 前の夜に寝たのが12時過ぎ そしていつものように4時半ごろにトイレの用事で目が覚めた

 用を足してあと一時間半は寝られると布団に入りなおして目を閉じた

 次に目が覚めるといつもより遮光カーテンから漏れる外の明かりが明るい だんだん夜明けが早くなってるからなぁなどとのんきなことを考える

 でも寝覚めも嫌にすっきりしている 何だかいつもと様子が違う

 ヤバいっ

 iPhoneちゃんで時刻を確かめた 7:20 ひょえーー 1時間20分も寝過ごした!

 どーしよう 諦めるか いや やるだけやってみよう

 普段のシークエンスの内コーヒー、新聞、髭剃りを飛ばしてシャワーと歯磨きだけして飛び出した

 普段の公共交通機関では間に合わない 数か月ぶりに自転車を引っ張り出して電車の驛まで疾走した

 驛前の信号で思いっきり引っかかってしまい2分ロスする 痛恨の一撃だった

 そのせいで1本電車に乗り遅れた ホームに着いてジョルダンの乗換案内で時刻を確認したところなんとかいつもの一本後の電車に間に合うことがわかり一安心

 一時間二十分も寝坊して一本後の電車に間に合うって毎日どんだけ余裕の朝を過ごしているんだろうと振り返った

 そんなに余裕のある過ごし方をしているつもりは全くないんだがなぁ

 今日も『騎士団長殺し』

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3月1日の読書 騎士団長殺し


3月1日水曜日 晴れ 今日から弥生

 月初めには神社参りをしようと決めて今日で三度目の参拝に行ってきた

 今日は表の鳥居を潜らずに裏参道からのアプローチだ 裏を通る方が5米程近道でその分だけ靴底に優しくて有難い

 月に一度5米の節約で1年に6米だから10年通ったとしたら60米も節約できる

 バカバカしい この話はやめよう

 マラソン大会に出る直前にいつも読む『走ることについて語るときに僕の語ること』の中にむらさんが走る時によく聴いているアルバムが二枚ほど紹介されている
 これは直前に読まずにせめて三か月前くらいから読めばいいのにといつも後悔する本だ

 さてそのむらさんが聴いているアルバムだが一枚はエリック・クラプトンの『レプタイル』でもう一枚はローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』だ

 クラプトンはデレク・アンド・ドミノスのご存じ『レイラ』とこれまたご存じ『アンプラグド』しか持っていなくてヤードバーズなどちらっとフィルムを観た程度でほとんど聴いたこともない でもクロスロード・ギター・フェスティバルのフィルムは何度か観ている そんな感じだ

 ローリング・ストーンズのほうは思いつく曲といえば『サティスファクション』しか出てこないしつい最近になってやっと『スティッキー・フィンガーズ』を聴いた程度

 そんな風に考えるとジェフ・ベックもジミヘン他にはボブ・ディラン パティ・スミスあとなんだっけか忘れちゃったなどなど挙げればきりがない

 いったい今まで何を聴いてたんだって感じだ

 まあそんなわけでロックもジャズも狭い範囲でしか聴いていなかった反省に立ってむらさんの本で紹介されて気になったアルバムを少しづつ聴くようになって先週買ったのがこの二枚だ

 今朝は『ベガーズ・バンケット』をリピート再生に設定して聴きながら『騎士団長殺し』を読んでいた

 その流れで神社へ向かったもんだからイヤホンを装着したまま参拝してしまい気が付いたのは鳥居を潜って最後の一礼をした後だった

 えらく失礼なことをしてしまったもんだ

 明日謝りに行こう

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2月27日の読書 騎士団長殺し


2月27日月曜日 晴れ そろそろ春の兆しか

 2月24日に発売になった『騎士団長殺し』 プレミアムフライデーのお蔭で2時間程度読書時間が増えたと喜びの渦中にある諸兄もいらっしゃるかもしれないが余は増えなかった

 週末にじっくり読み始めようと目論むもあえなく撃沈 結局読みだしたのは昨晩の就寝前に20頁ほど

 Pokémon Goに振り回されたこの七箇月にカンマを打って今日から本格的に通勤読書を再開しよう

 ピリオドで無いところが情けない

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2月24日の日記 プレミアムフライデーと騎士団長殺し


2月24日 金曜日 曇り

 今日から月末のプレミアムフライデーが始まったが勤め人の皆さんはいかがだろうか

 余も勤め人だが奉公先はそんな噂すらもなく平常通りの勤務時間

 さて今日はむらさんの『騎士団長殺し』の発売日 書店によっちゃあ午前零時零分一秒から発売イベントを開催しちゃって早速入手して用意周到に有給休暇を取得して珈琲片手に早速第一部を読んじゃった人もいるかもしれない

 余はまだ手にしていないが今晩には表紙を拝める段取りが付けてある

 プレミアムフライデーのお蔭で読書時間が二時間増えたなんて大はしゃぎの村上主義者もいらっしゃることだろう

 この週末はじっくり読もう

 そんな訳で頭慣らしに今朝の読書は『走ることについて語るときに僕の語ること』


2月16日の読書 心臓を貫かれて


2月16日木曜日 晴れ 朝方は相変わらず刺すような寒さだが日中は3月の陽気になるという

 ようやく『心臓を貫かれて』を読了した

 普通に通勤読書をしていたら(れば)三週間ほどあれば十分読み切れてしまうのだろうが今回はPokémon Goの破滅的な影響によって五箇月のロングランとなった

 中盤辺りで穴が空いた影響のせいか前後半では食いつき具合が大きく変化した

 前半ではその壮絶な話の成り行きにショックを受け顔をゆがめながら読み進めなければならなかったのでこれが延々と続くのかと読破できる自信を無くしてしまいそうだった

 そのうち不幸にもPokémon Goが忙しくて通勤読書がおろそかになってしまい仕舞には二箇月ほど本さえ持たずに奉公に出るなんてことになった

 恐らくこの二箇月が幸いしたのだろうそろそろPokémonの図鑑コンプリートにめどが立ち始めた先週あたりから通勤読書をぼちぼち再開し始めたところ前半の苦しさがすっかり息をひそめて逆にぐいぐい引っ張られるようになっていった

 あるいは壮絶慣れしたのかもしれないしそのどちらもだろう 後半はすんなりと読めていった

 本文を読み終えて村上さんのあとがきを読んだ

 村上さんの解説や感想のうちのいくつかが自分も感じたことだった

 本文を読んでいるときになんとなくぼやっと感じていたけども読み流していたようなことが村上さんのあとがきで文字になって教えられるとなるほどそうかあの感じって大事なことなんだと思って少々嬉しくなる

 子供が小さな発見をして親によくやったと褒められることでそれって凄いことなんだと気付くような感覚だろうか

 そして徐々にそういう感覚が磨かれると読書がもっと深まっていくんだろう

 だからあとがきとか書評や批評は前もって読まない方がいい

 刷り込みの無い素直な読書を心掛けたい 

読始 読終 入手 題名 著者
2016/9/26 つづく Pr 猫楠 水木しげる
2016/9/6 2017/2/16 Pr 心臓を貫かれて マイケル・ギルモア

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2月9日の日記 おさびし山にオーロラが降る


2月9日 木曜日 霙雨だ 今年は珍しい

 昨晩のランニング かなり寒くて屁子たれそうだ でもレースを控えているので泣く泣くランニングウェアに着替えて外に出た ほとんど全泣きだ

 驛から十五分ほど歩いて帰って来たので準備運動もそこそこに走り出した ただでさえ寒いのに夜の遊歩道は滅法寒い

 本当なら十粁は走っておきたいところだが走り出して三歩目くらいのところで設定変更 今晩は六粁で勘弁してやることにした

 走る以外は暇なので気持ちはブラブラしている

 ふと空を見上げると南の空に三四本雲のような筋が揺らめいて東から西の方向にかけて盆槍と光って見えた

 オーロラのように見えなくもない

 勿論現物を肉眼で確認したことなんかないので見たことのある人から言わせればあんなのただの雲の筋さと一蹴されるかもしれない

でももしオーロラだったらワクワクするぢやないか

遊歩道のベンチに腰掛けたスナフキンがおさびし山の唄をギターで弾き語っているような気がした


2月7日の日記 第三種接近遭遇


2月7日火曜日 雪のち曇り 路には積もらなかったが大雪だ

 土曜日のことをちょっと

 昼過ぎからランニングに出掛けた いつものように川沿いの遊歩道

 なんちゃってストレッチを準備運動におこなう この日のスケジュールは2km歩いて10km走り残りのゴールまでを歩く

 200mほど歩いたところで向かい側から幼稚園の年長組さんくらいの男の子がジグザグ歩きでやって来た

 一人で歩いているのかと思ったら五間ほど後ろに母親らしい女性も付いていた

 二人横並びで塞がってしまうような幅の狭い遊歩道なので左側に寄った

 すれ違い座間に突然男の子が頭突きで余の右腰骨辺りに差し詰め人間魚雷回天さながらの攻撃を仕掛けてきた

 更に彼は「ガーン!」と些かはにかむような声でもって余を威嚇した

 幸い余はランニングスーツで完璧な防御態勢だったのでノーダメージだ

 しかも威嚇は余にほんの少しのショックしか与えないほどにへなちょこだった

 その後の彼は下を向いたまま肩を左右に揺らせ両手を遠心力と万有引力のされるがまま慣性の法則に身を任せ完全に戦意喪失状態だ

 あとからついてきたおかあさんも「あなたー、何してるのー、済みませーん」とほぼ無条件降伏だ

 余は彼の勇気と負けるとわかっていても戦わなければならない男に敬意を表して「元気でいいですねー」と塩を送っておいた

 思わぬ第三種接近遭遇だった


2月3日の日記 仮想サラウンド


2月3日金曜日 晴れ 特筆しなければどうにもならないことの何一つない平凡で極ありふれた週末の朝

 公共交通機関に乗った いつものように

 後ろから二番目の進行方向に向かって右側の窓側の席 最後部の座席には大人が座って来た

 余の前の空席に小学校二三年くらいの女の子とその母親と思しき保護者が座った

 Pokémon Goをしながら読書は『心臓を貫かれて』の第四部第五章-武装強盗事件-の冒頭に掛かっているとき

 不意に右後方から前に座っているはずの女の子が囁き声で話す声が聞こえた

 確かに女の子の声は後ろから聞こえる 一瞬の気のせいではなくて確実に右後方5時の方向から聞こえるのだ

 ははーん、これは擬似サラウンドだ

 どうにかしたら前から出ている音がいろんな反射や共鳴で右後方5時の方角から聞こえるように錯覚するんだ

 バイノーラル録音って言うのがあったがまあそんなところなんだろう

 発明ってこういうことから生まれるんだと感心しつつ凡人は読書に戻る